【東京百名山】本州完登(前編)七ツ石山~小雲取山~芋ノ木ドッケ~長沢山~水松山~天祖山

登山

2025年9月23日(火・祝)と24日(水)、登山を始めるきっかけとなった東京都最高峰の雲取山に、登山の先輩(大学の同級生)と一緒に1泊2日で登りました。
併せて、多摩百山と本州にある東京百名山を完登しました。

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山行記録

1日目、鴨沢バス停から雲取山荘までの山行記録です。

合計時間:6時間29分
  山行:5時間32分
  休憩:    57分
歩行距離:12.4km
累積登り:1,640m
累積下り: 339m

ヤマレコの記録はこちら

 

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七ッ石山

初日は登りだけなので、ゆっくりと出発です。
8時35分、奥多摩駅発のバスに乗車し、9時9分に鴨沢バス停に到着しました。

立派な看板の架かった待合所で準備を済ませ、脇にある階段から登山開始です。

30分ほど登り、村営駐車場に到着しました。
ほぼ満車の状態、人気のある登山コースであることが分かります。

有名な平将門迷走ルートの看板、いきなり3/10でした。
1/10と2/10は所畑バス停からの登山道にあったのでしょうか。

車道を横切り、再び登山道に入ります。

有名な廃屋を横目でみながら、登山道を登って行きます。

1時間ちょっと登ったところで、休憩をしようと足を止めたところ、斜面に置かれているストックを見つけました。
心配になり、斜面の下の方を覗きましたが、人が滑落している気配はありませんでした。
休憩をした時に忘れたようです。

登り始めて3時間ちょっとで七ツ石小屋に到着しました。
この時は、これから起こる事件のことは知る由もありません。

小屋の裏手のテント場です。
写真を撮るのを忘れてしまいましたが、蛇口から水が勢いよく流れ出ており、販売しているペットボトルはキンキンに冷えていました。
七ツ石小屋から七ツ石山の山頂まで標高差200mほどしかないのに、水が豊富なことに驚きです。

20分ほど休憩をとり七ツ石山に向けて出発してしばらく歩いた時、友達が急に振り向き慌てだしました。
なんと、ストックを七ツ石小屋に忘れてきたようです。
急いで小屋に引き返しましたが、ストックが見当たりません。
しばらく探していると、ストックを見つけてくださった方がいて、小屋に預けていただいていたようです。
ついさっき、人が忘れたストックが見つけて忘れた理由を話し合っていたばかりなのに、友達がストックを忘れて大笑いをしてしまいました。

そんな騒動もありましたが、小屋から30分くらいで七ツ石山山頂が見えてきました。

東京百名山 八十七座目
七ッ石山(ななついしやま)1,757.3m
奥多摩町 山梨県丹波山村

御影石の山頂標識、何度見てもかっこいいですね。

 

小雲取山

鴨沢から七ツ石小屋までは、ほんとうに歩きやすい道で標高が上がっていることをほとんど感じませんでした。
小屋から七ツ石山までは急登でやっと登山らしくなってきましたが、一旦下り尾根沿いのなだらかな登りになります。

ここで平将門迷走ルートの看板も最後を迎えます。

そして、すぐに特徴的な気が見えてきました。

みなさんご存じ、ダンシングツリーです。
防火帯の中央に1本だけ木が残っているので、よく目立ちます。

2025年4月29日、奥多摩小屋跡地周辺にオープンした五十人平野営場の入り口です。

ヘリポートの近くは、テント泊禁止です。

五十人平を過ぎると山道らしくなってきました。
ヨモギノ頭に到着しましたが、山頂標識が人の背丈より高い位置にあります。
こんな位置にある標識を見たのは始めでしたが、木が成長して標識が高い位置になったのでしょうか?

東京百名山 八十八座目
小雲取山(こくもとりやま)1,937m
奥多摩町 山梨県丹波山村

東京都で3番目に高い山ですが、山頂標識は控えめです。

 

雲取山

雲取山直下の雲取山避難小屋に着くころには、雲の中に入ったのか視界は数十メートルになりました。

雲取山に登頂! と言いたいところなのですが、なぜか山梨県の山頂標識は避難小屋の横にありました。

避難小屋から5分ぐらい登り、本当の山頂が見えてきました。

東京百名山 八十九座目
雲取山(くもとりやま) 2,017.1m
奥多摩町 埼玉県秩父市 山梨県丹波山村

2024年5月、youtubeを見ていて急に登りたくなった東京都最高峰の雲取山。
ついに登ることができました。

御影石の山頂標識の裏には東京都と埼玉県の連名でした。
しかし、ここは東京、埼玉、そして山梨県の県境になります。
山梨県の山頂標識だけ別の所にあり不思議です。

一等三角点です。

 

中編につづく

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