2024年10月14日(月・祝)、梅久保バス停から六ッ石山に登り、奥多摩駅に戻ってきましたが、大変な思いをしました。
山をなめてはいけないと、肝に銘じました。
六ッ石山
7時46分奥多摩駅に到着し、7時56分発の峰谷行のバスに乗車しました。
ものの10分ほどで梅久保バス停に到着です。
左手の墓地の横から、目の前に見えるトンネルの上に登って行きます。
バリエーションルートとなっていますが、出だしはしっかりとした踏み跡がありました。
しかし、直ぐに踏み跡がなくなりました。
急登ですが、尾根伝いに登って行けばよいので迷う心配はありません。
多摩百山
イソツネ山(いそつねやま)846.1m
奥多摩町
道なき尾根を急登すること1時間、イソツネ山に到着です。
山頂標識が3枚もありました。
あちこちで綺麗な花が咲いていました。
これは、例の有毒植物でしょうか?
イソツネ山から30分ほどで、次の小ピーク、沖の指山に着きました。
しばらくあるくと反射板が見えてきました。
電波を送受信する方向の樹木が伐採されていて、小河内ダムが見えました。
奥多摩三大急登の水根ルートと合流し、榛ノ木尾山まできました。
この辺で足の調子がはっきりと悪くなり、いつも以上に小休止をとるようになっていました。
遂に見えてきました。
東京百名山 六十六座目
六ッ石山(むついしやま)1478.8m
奥多摩町
奥多摩湖の北側の百名山に初登頂です。
山頂は開けていて、数組の方が食事を楽しんでいました。
苦行の下山
足に痛みは感じつつも、標準タイムの80%ぐらいで登れたので、ゆっくり下りれば何とかなると思っていたのが間違いでした。
始めの1歩を踏み出したとたんに左足ふくらはぎに激痛が走りました。
2日前に痛めていた場所で、中一日休養を取ったので、なんとかなると思ったのが甘い考えでした。
横向きに歩いたり、一歩一歩、左足の着地の方法を変えて、少しでも痛みが少ない歩き方を探します。
多摩百山
狩倉山(かりくらやま)1,452.0m
奥多摩町
そのまま下ればよいのに、なぜか小ピークに登ってしまいました。
良いのか悪いのか分かりませんが、登りはさほど痛くありません。
苦難は続きます。
だんだんと分かってきたことは、足首が伸びた状態で着地をすると激痛が走るというものでした。
なので、登りや平地、ゆるやかな下りであればいつもと変わらない速度で歩けます。
しかし、急登があったということは、下りがなだらかなわけがありません。
坂道で少し怖いのですが、左足は踵から着地をしながら、標準タイムの倍以上の時間をかけて下っていきます。
六ツ石山を出たのが12時だったので、日の入りまでに5時間くらいの余裕があったのが救いでした。
下山途中に何度も救助を要請しようかと考えました。
登山道の横をモノレールがあり、乗せてくれないかなと、思いながら歩いていました。
なんとか三ノ木戸集落まで下山でき林道にたどり着けました。
まだ、標高は759mもありますが、車道の勾配であればあまり痛みを感じずに歩けます。
ショートカットの山道をスルーして車道を歩いていたのですが、最後の最後に分岐した車道を間違えてしまい、そのまま山道から羽黒三田神社の参道に入ってしまいました。
普段であれば10分で歩ける道を30分以上かけて下りました。
苦行でした。
奥多摩駅から来た時の有名な分岐です。
橋から降りてきましたが、ずっと車道を歩いていれば、橋の下から出てきていました。
最後に
奥多摩駅前の路地にお洒落なビール屋さんを見つけました。
土日のみ営業のようです。
残念。
歩行時間:8時間14分
山行:6時間58分
休憩:1時間16分
歩行距離:12.5km
累積登り:1,276m
累積下り:1,348m
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